高齢者の筋肉量維持・増大にミルクプロティンが効果的―明治

明治は、6月6日、東京都健康長寿医療センター研究所との共同研究で、高齢者の筋肉量の維持・向上には、牛乳や乳飲料に含まれるたんぱく質「ミルクプロテイン」とビタミンやミネラルの日常的な摂取が効果的であることを確認したと発表した。


(イメージ)

研究では、65~80歳の自立した高齢者82名を「運動+栄養群」41名と、「運動のみ群」41名にランダムに割りつけ、それぞれにゴムバンド、ピラティスボールなど、筋肉に負荷をかけるレジスタンス運動を中心とした運動プログラムを3ヵ月間提供した。
さらに「運動+栄養群」の41名は、ミルクプロテイン10.5gを含む乳飲料(200mL)と亜鉛、ビタミンB12、葉酸、ビタミンDなどを含む微量栄養素飲料(125mL)を毎日各1本ずつ摂取した。

3ヵ月後に筋肉量を比較したところ、下肢の筋肉量は、「運動のみ群」では筋肉量はほぼ変化しなかったのに対し、「運動+栄養群」では増加し、また、四肢と全身の筋肉量は「運動のみ群」では減少傾向であったのに対し、「運動+栄養群」では維持されることが明らかになった。

高齢者では筋肉量が健康寿命と深く関わっていることが知られている。今回の研究成果から、日常生活で無理なく摂取できる量のミルクプロテインとビタミンなど微量栄養素を組み合わせることは、高齢者健康寿命増進に寄与できる可能性が示されたという。
研究成果は、6月8~10日に開催される「第58回日本老年医学会学術集会」で発表される。

◎明治 プレスリリース
http://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2016/detail/20160606_01.html

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