日本介護支援専門員協会が、居宅介護支援費の利用者負担導入に反対する署名活動を行っている。署名の受付は6月10日まで。
今年に入り、次期介護保険制度改正に向けて社会保障審議会介護保険部会が再開され、議論が進められている。
居宅介護支援費の利用者負担導入論については、過去の介護保険部会でも俎上に上がっており、同協会は議論の再燃を警戒しているところだ。
同協会は署名活動の理由として、利用者負担を介護保険サービスの入り口であるケアマネジメントは、他の介護保険サービスとは全く別の性格のものであり、社会全体で支えるべきものであると主張。負担を強いることになれば、真にサービスを必要としている人が、必要な時に必要なサービス等の利用ができなくなる危険性がある、としている。
署名は、協会会員のみならず、家族や職場の人などもできる。署名用紙をダウンロードし、記入のうえ、所属の 都道府県支部事務局 へ6月10日までに送るよう依頼している。
◎日本介護支援専門員協会 居宅介護支援費の利用者負担導入に反対する署名活動について(緊急依頼)
http://www.jcma.or.jp/news/association/post_692.html