厚生労働省は、8月7日、平成25年度介護給付費実態調査の概況(平成25年5月審査分~平成26年4月審査分) を公表した。
それによると、年間実受給者数は566万500人で、6年連続で過去最高を記録した。
■年間累計受給者数
平成25年5月審査分から平成26年4月審査分までの1年間における介護予防サービス及び介護サービスの年間累計受給者数は、5,715万9,000人となっており、そのうち介護予防サービス受給者数は1,246万600人、介護サービス受給者数は4,472万7,300人となっている。
■サービス種類別受給者数
サービス種類別の年間累計受給者数では、訪問介護・訪問入浴・訪問看護・訪問リハ・通所介護・通所リハ・福祉用具貸与までを含む「訪問通所」が2,783万4,000人、ショートステイが439万人、居宅介護支援が2,796万8,000人、地域密着型サービスが424万6,000人、施設サービスが1,083万4,000人となっている。
■要介護(要支援)状態区分の変化
年間継続受給者の要介護(要支援)状態区分を、平成25年4月と平成26年3月で比較すると、「要支援1」~「吉介護4」において、要介護(要支援)状態区分の変化がない「維持」の割合が、およそ7割となっている。
■性・年齢階級別にみた受給者の状況
平成26年4月審査分においては、認定者数598万2000人、受給者数483万4000人となっており、受給者を性別にみると、「男」143万6,000人(29.7%)、「女」339万7,000人(70.9%)となっている。また、認定者に対する受給者の割合をみると、「男」77.4%、「女」82.4%となっている。
65歳以上の各年齢階級別人口に占める受給者の割合(平成25年11月審査分)を男女別にみると、「70~74歳」以降のすべての階級において、女の受給者の割合が男を上回っている。
◎厚生労働省
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