<介護ロボ特区>藤沢市が歩行支援ロボ活用介護施設を12月に開設

「さがみロボット産業特区」を中心に、介護ロボットの普及促進に取り組んでいる神奈川県は、歩行支援ロボットを活用した全国最大規模の介護施設「湘南ロボケアセンター(仮称)」を、12月に藤沢市辻堂神台に開設すると10月25日、発表した。
これは、今年6月、神奈川県総合リハビリテーションセンターに開設した「HAL(ハル)(R)センター」に続く、「さがみロボット産業特区」のシンボル施設第2弾となる。

施設では、ロボットスーツ「HAL(ハル)(R)」〈以下、(R)省略〉使い、歩行訓練などのリハビリを行う。
HALは、皮膚に付けた付属センサーで、腕や脚を動かそうとする筋肉の微弱な電気信号の変化を感知し、歩く、立つ、座る、関節を曲げるといった動きを補助する。同センターでは、交通事故で脊髄を損傷したり、脳梗塞で下半身がまひしたりした人などを対象に、HALを活用して通所のリハビリ訪問看護、トレーニングの事業を行う。

全国に先駆け、生活支援ロボットの研究開発・普及啓発の拠点となるか、注目される。

■概 要:
リハビリ介護ロボットの普及拡大に向けて、「ロボットスーツHAL福祉用」を使用したトレーニング施設「HALFIT(ハルフィット)」と訪問看護及び通所リハビリを行う介護サービス事業所を一体的に運営する複合施設。同施設は、「さがみロボット産業特区」のシンボル施設として位置付けられ、生活支援ロボットの研究開発・普及啓発の拠点となる。

■機 能:
・「ロボットスーツHAL福祉用」を使用した「HALFIT」(トレーニング施設)で行う健康増進フィットネスの効果を通所リハビリで検証する。また、在宅での療養生活を支援する訪問看護を通して、日常生活における状態の変化などをモニタリングし、改善効果を検証する。
・生活支援ロボットの研究開発・普及啓発の拠点として、地元企業や大学等との連携によるオープンイノベーションも進める。

■開設時期:平成25年12月(予定)

■運営主体:湘南ロボケアセンター株式会社

■施設概要:
・所在地 神奈川県藤沢市辻堂神第2-2-1 アイクロス湘南4階
・規模  281.05平方メートル(延床面積)

■おもな導入予定機器:
・「HAL福祉用」・・・装着者の意思に従って動作をアシストする機器

・「HAL単関節バージョン」・・・小型のひじやひざをアシストする機器

・「HALTREAD」・・・上半身をサポートしながら安全に歩行動作を実現する機器

■開発・製造元: CYBERDYNE(サイバーダイン)(株)

◎神奈川県
http://www.pref.kanagawa.jp/

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