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＜介護ロボット＞要介護者の自立を支援する下肢用リハビリロボットを開発

株式会社安川電機は、下肢（足・脚部）のリハビリテーションを提供するベットサイド型下肢運動療法装置をリニューアルし、新たに下肢用リハビリ装置を開発したと発表した。今後、医療機器認証を取得し、2014年に製品化予定だという。

超高齢化社会の到来による医療・福祉現場での介助者不足のため、ロボット技術を応用した装置の活用が国策として期待されている。同社は、こうした時代のニーズに応えて下肢リハビリ装置をリニューアルするに至った。同装置の活用により、リハビリの量や質の安定化、介助者の負担軽減や要介護者の自立支援に役立てたいとしている。

■主な特長：
1）専門治療動作パターンを内蔵し、適正なリハビリテーションが可能
理学療法士などリハビリ専門家が使用する下肢運動パターンを内蔵し、患者の足の長さに応じて下肢3大関節（股、膝、足首）の協調動作制御が可能。

2）装置だから出来るスピードや可動範囲の可変および繰り返し動作
　関節可動範囲での正確な繰り返し動作と任意の稼働時間が設定可能。

3）ベッドサイド形で移動が簡単、しかも簡単な操作で使いやすい
　全方向移動キャスタ付でベッド間や病室間の移動が自由自在。大型タッチパネルで簡単に操作できる。また、患者情報を記憶でき、次回治療時に再利用が可能。

■対象：
1）脳血管患者、整体疾患患者の中でリハビリテーションを必要とする人
2）運動機能の回復、維持を必要とする高齢者

◎安川電機
http://www.yaskawa.co.jp/