法研は、退院後のリハビリに役立つ『新版 家庭でできるリハビリテーション』を発行した。
老化によって起こる骨折、病気やケガの後遺症によるマヒなどが原因になって寝ついたままになってしまうことがある。本来なら動ける能力を持っている人が、いつのまにか寝たきりになってしまう場合が多いのだ。つまり、寝たきりになる原因はそのほとんどが「つくられている」といってよく、そうならないためには退院後のリハビリテーションが決めてとなる。
同書は、病院や施設で理学療法士が実際に行っているリハビリテーションの専門技術を、家庭で家族といっしょにできるように詳しく図解した、リハビリテーションのマニュアルだ。ベッドで寝がえりを行うリハビリテーションから、補装具などを使って自力で外出するまで、気がついたら「できることが増えていた」リハビリテーションの方法を解説。家庭でリハビリテーションを行うときに使える介護・介護予防サービスを紹介している。
著者は、リハビリテーションの第一線で活躍している経験豊かな専門家、隆島研吾氏。
■書名:『新版 家庭でできるリハビリテーション』
■目次:
あなたはどのタイプにあてはまりますか?
Aタイプ ベッドから離れることができない人の運動
Bタイプ ひとりでは起きあがりが難しい人の運動
Cタイプ 立ち上がりや歩くのが難しい人の運動
Dタイプ 歩くことができる人の運動
Step1 関節がかたくなるのを防ぐ!
(関節を柔らかくするリハビリテーション)
・ひとりでおこなう運動
・介助でおこなう運動
Step2 起きる、そして座ることをめざす!
(寝がえり・起きあがりのリハビリテーション)
・寝がえり
・起きあがり
Step3 気持ちよく「外出」をめざす!
(立ちあがり・車いす・歩行のリハビリテーション)
Step4 より活動的な毎日をめざす!
(ひとりで行う日常のリハビリテーション)
・座っておこなう運動
・運動のあとにおこなうストレッチ
(巻末)介護保険を利用して行う機能改善
■著者:隆島研吾
■定価:1,680円(税込)
■仕様:25.6 x 20.8 x 1.4 cm / 128ページ
■発行:法研
◎法研
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