<女子アナと介護>18歳から母の介護で壮絶な日々――町亞聖著『十年介護』発行

フリーアナウンサーとして活躍する町亞聖氏が自身の親の介護体験をつづった『十年介護』が、文庫化され小学館から発行された。

著者がまだ18歳のとき、母親が若干40歳にしてくも膜下出血により倒れる。その後、母の介護を続けながら、念願のアナウンサーになった町氏。華やかなアナウンサー生活の影では、その後も介護生活が続いていた。8年後そんな最愛の母親にガンが発覚。親の介護とハードな仕事。懸命に両立するも、50歳を目前に最愛の母親は帰らぬ人となる。その後、父親が難病に冒され、母親の後を追うように5年後逝去……。

数々の困難に直面しつつも懸命に両立してきた著者が、仕事の面でも思わぬ異動辞令を受け、一時は自身もうつ気味に。その後、意を決してフリーアナウンサーへと転身する。

これは、一人の女性が人生における幾多の困難を乗り越え、懸命に生きる姿をあますところなく綴った「心の手記」である。だれにでも起こりうる介護と仕事の両立、親を看取るということ、そして思うようにいかない仕事での苦難…。それらを経験してきた著者だからこそ書ける心からのことば。 そして、こんな時代だからこそ考えさせられる家族の絆。
人間の一生で考え、乗り越えなければいけない問題がつまった一冊だ。

■書名:『十年介護

■目次:
プロローグ
四十歳、母が倒れた年齢を迎えて
母が教えてくれたことを伝えたい ほか
第1章
母が倒れた
手術は無事成功、しかし…… ほか
第2章
夢だったアナウンサーに
生活に慣れることもリハビリ ほか
第3章
がんの告知
抗がん剤治療を続けるか否か ほか
第4章
看取りの介護
父の胃がんが発覚 ほか
第5章
五十歳目前の母との別れ
「母が私に残してくれたこと ほか
第6章
五年後、父も母の元へ
命はつながる ほか
エピローグ
十八歳から続いた十年介護、それから ほか

■著者:町亞聖

■定価:560円(税込)

■仕様:文庫判/256ページ

■発行:小学館

◎小学館
http://www.shogakukan.co.jp/

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