森永乳業は、グループ会社であるクリニコが主として医療機関向けに販売していた介護食品「やわらか亭」シリーズを、ドラッグストアやスーパーなどで販売すると発表した。
「やわらか亭」は、プラスチック容器入りのやわらかいごはんと、パウチ入りのおかずソースがセットになった介護食。「梅ごはん」「海苔ごはん」「カレーごはん」「麻婆ごはん」の4種類をラインアップし、常温で9ヵ月保存できる。
容器にごはんを入れてひとつひとつ炊き上げる独自製法により、ごはんをやわらかくすることに加え、お米本来のおいしさが味わえるのを特徴としている。また、温めなくてもおいしく食べることができる味わいに仕上げており、冷凍食品や電子レンジの扱いがむずかしい人にも調理の手間なく食べることができる。もちろん温めも可能で、ごはんは容器のまま電子レンジ約1分で熱々になる。やわらかさは、ユニバーサルデザインフード区分2(「歯ぐきでつぶせる」かたさ)。栄養面にもこだわり、普段の生活で不足しがちなカルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などの栄養素を無理なくおいしくとれるように工夫されている。
ドラッグストアやスーパー以外に、クリニコが運営する「アクトケアOnline shopping」でも購入できる。
◎森永乳業の介護食
http://www.morinagamilk-carefoods.jp/
◎クリニコのアクトケアOnline shopping
http://www.clinico.co.jp/ec/