日本尊厳死協会は4月、『新・私が決める尊厳死「不治かつ末期」の具体的提案』を出版した。
医学や医療が進化しても、人間はいつかは死に至るもの。終末期を迎えた時に、自分の意思で延命措置を避け、尊厳死を選ぶ際に必要なのが「不治・末期」の医学的判断だ。
本書では、疾病ごとの終末期像を明らかにすることで、延命措置の中止の条件を提示する。
「尊厳ある生」を考える人・望む人に必読の書。
■書名:『新・私が決める尊厳死「不治かつ末期」の具体的提案』
■目次:
1.総論・尊厳死について
2.回復不能な遷延性意識障害
3.がん
4.認知症
5.老衰
6.腎不全
7.筋萎縮性側索硬化症(ALS)など神経性難病
8.救急救命処置に続く救命処置
■著・編集:日本尊厳死協会
■定価:1,050 円(税込)
■仕様:A5判/164ページ
■発行:日本尊厳死協会・中日新聞社
◎日本尊厳死協会
http://www.songenshi-kyokai.com/
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