ヒューマン・ヘルスケア・システムは、このほど、菊地雅洋著『人を語らずして介護を語るな(THE FINAL) 誰かの赤い花になるために』を発行した。
現場に軸足を置いた介護保険制度への提言などで人気のブログ「masaの介護福祉情報裏板」の書籍化第3弾。
オンライン・ブックストア「楽天ブックス」では、発売約1か月で福祉部門3位にランキングされ、話題となっている。
著者の菊地雅洋氏は、1960年生まれの社会福祉士、介護支援専門員。現在、北海道登別市の社会福祉法人登別千寿会の理事であり、同法人の特別養護老人ホーム・デイサービスセンター緑風園の総合施設長を務める。
3冊目となる本書では、介護保険制度改正の総括論に始まり、第5期介護保険事業計画への疑義、介護支援専門員の質についての議論に欠けているものなど、介護の現状において「立ちはだかる壁」について鋭く切り込む。また、自身の経験を元に、介護力を豊かにする方法も提言。読み応えのある1冊となっている。
■書名:『人を語らずして介護を語るな(THE FINAL) 誰かの赤い花になるために』
■著者:菊地雅洋
■目次:
第1章 道標のない人生ー社会福祉援助者としての自分史を振り返りながら(書き下ろし)
第2章 制度改正総括ー住まいとケアの分離は求められる将来像なのか?(書き下ろし)
第3章 立ちはだかる壁に向かって
第4章 介護の現場に求められるもの
第5章 介護力を豊かにする方法
介護歳時記
あとがき 誰かの赤い花になるために(書き下ろし)
■定価:1890 円 (税込)
■仕様:四六判/256ページ
■発行:ヒューマン・ヘルスケア・システム
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