脳卒中への理解を深めるための「サノフィ・アベンティス賞」 受賞者決定

社団法人日本脳卒中協会とサノフィ・アベンティス株式会社は、5月26日に開催された同協会総会において、平成24年度日本脳卒中協会「サノフィ・アベンティス賞」の発表・表彰を行った。

日本国内での脳卒中死亡者は年間12〜13万人に上り、日本人の死因の第3位を占めている。中でも脳卒中の約75%を占める脳梗塞では、発症者の10人に1人が1年以内に再発する。しかも、再発した場合は初発時より重大な後遺症をもたらす可能性が高いと言われており、継続的な再発予防が課題となっている。

こうした社会背景から、同賞は、脳卒中患者、家族に対する教育、教訓、訓練、社会参加への支援活動を促進するために創設されたもので、今年度は、以下の2団体が受賞した。

【倉敷市保健所・倉敷市連合医師会】
同会は、脳卒中の重要な危険因子でありながら、一般にはまだ認知度が低い心房細動について、積極的なリスク管理に取り組んだことが評価された。具体的には、「平成24年度倉敷市脳卒中予防対策事業」として、平成18年から19年度の倉敷市基本健康診査で心房細動が認められた市民に対して、個別に受診を促す通知を行い、受診状況の追跡・確認を実施している。

【フロイデ工房しらさと】
同事業所は、平成21年度の設立以来、脳血管障害による高次脳機能障害者の就労支援・訓練を行い、多くの人の就労・復職に導いてきたことが評価された。ちなみに、こうした高次脳機能障害者の訓練を行っているところは少なく、就労・復職に困っている人が大勢いるのが現状だ。

◎サノフィ・アベンティス株式会社

◎日本脳卒中協会

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