もっとも効果的な運動は“中強度”――「テルモ活動量計」測定で判明

テルモ株式会社は、65歳位以上の男女5,000人を対象に調査した、「高齢者の日常的な身体活動と心身の健康に関する学際的研究」の最新報告を、9月に発表した。

この調査は、テルモが東京都健康長寿医療センター研究所とともに群馬県中之条町で2000年から行っている。調査では、同社が開発した「テルモ活動量計」を使用し、中高年の健康維持・増進にもっとも効果的な運動は何か、研究が行われている。その結果、ただ1日1万歩歩いても、必ずしも健康になるわけではなく、その中で“中強度(最大酸素摂取量の50%前後)”の活動をどれだけ行っているかが重要であることが分かった。中強度の活動とは、速歩きなど軽く汗が出る程度の運動をいう。

「テルモ活動量計」は、活動の強さをグラフで表示。また、画面に表示される脂肪燃焼ラインで、中強度の活動をどれだけ行ったかひと目で分かる。さらに、基礎代謝量と消費カロリーなど、身体が消費したすべてのカロリー、「総消費カロリー」も表示。ウォーキングはもちろん、日常の家事や仕事のちょっとした身体の動きも測定し、毎日の食事や運動のコントロールに生かしたい。

【仕様】
■外形寸法:約 幅63.0×高さ36.5×奥行14.0mm

■22g(電池含む)

■検出方式:3軸加速度センサー

■電源:DC3V リチウム電池 CR2032 1個

■電池寿命:約6ヶ月(1日14時間装着時)

■表示項目:
・歩数 0〜99999歩
・速歩き時間 0〜1440分
・歩行距離 0.0〜999.9km
・消費カロリー 0〜9999kcal
・総消費カロリー 0〜9999kcal
・メモリー 1〜7日前
・グラフ表示
<当日:活動の強さ>
2分ごとの身体活動の強さの表示
<1〜7日前:1日の活動量>
1時間ごとの活動量の表示

◎テルモ株式会社

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