厚生労働省は、2009(平成21)年介護サービス施設・事業所調査結果の概況を公表した。
それによると、2009年の年齢別訪問介護利用者の状況は、80歳以上が半数に迫る高率で利用しており、高齢になるほど介護サービスが必要とされていることがわかる。
・80〜89歳 46.3%
・70〜79歳 26.3%
・90歳以上 15.3%
・65〜69歳 5.6%
・40〜64歳 4.5%
また、訪問介護の提供内容は、掃除、調理・配膳・洗濯などの生活支援と、排泄・更衣・移乗移動などの身体介護がまんべんなく利用されていることがわかる。
・掃除 42.4%
・排泄介助 31.9%
・一般的な調理・配膳 33.5%
・更衣介助 22.8%
・移乗・移動介助 20.2%
・洗濯 18.5%
1事業所当たりの常勤換算職員数は、訪問介護は7.6人、訪問看護が4.5人、通所介護が6.2人、通所リハビリが7.8人となっている。