厚生労働省は3月10日、東京国際フォーラムにて「慢性腎臓病(CKD)シンポジウム〜あなたの腎臓だいじょうぶ?」を開催する。
腎疾患患者は年々増加傾向にあり、国民の死因の第8位となっている。2009年末には約29万人が透析療法を受けるなど、国民の健康に重大な影響を及ぼしている。慢性腎臓病(CKD)は、発症・進展に生活習慣がかかわっており、生活習慣の改善や薬物療法などによって進行予防が可能な疾患になってきているにもかかわらず、その重要性が必ずしも十分に理解されていない状況にある。
そこで、世界腎臓デーに合わせて、CKDにかんする正しい知識を国民に広く情報提供することを目的として、今回のシンポジウムを開催する。当日は、厚労省健康局担当官による「わが国のCKD対策」から、医師、栄養士、患者代表など、さまざまな立場からのCKDの現状と問題点が披露される。
■日時:3月10日(木)13:00〜(開場 12:30〜)
■会場:東京国際フォーラム ホールD5
■主催:厚生労働省
■入場:無料
■対象者:国民一般
■問合わせ:CKDシンポジウム運営事務局
TEL 046-220-1705、FAX 046-220-1706
電子メール ckd@mtoyou.jp
受付時間 9:30〜17:00(月〜金曜)
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