「ケアセンターそよ風」を全国展開する株式会社メディカジャパンは、株式会社ユニマットライフの100%子会社である株式会社ユニマットケアサポートを簡易合併の手続きによって、吸収合併することを発表した。
効力発生日は、2011年3月1日の予定。
メディカジャパンは、訪問介護や通所介護、認知症対応型共同生活介護、特定施設入居者生活介護、短期入所生活介護などの高齢者複合介護サービス事業を提供する施設「ケアセンターそよ風」を全国で展開する会社。2011年1月1日現在、直営152拠点、グループ11拠点を運営している。
一方、ユニマットケアサポートは、2004年4月にメディカジャパンとユニマットグループの業務提携の一環として設立された法人であり、現在はユニマットライフの子会社として、メディカジャパンと同様の複合型介護施設を運営している。
また、2008年4月30日には、メディカジャパンは、ユニマットホールディング、ユニマットライフを割当先とした第三者割当増資を行い、ユニマットグループと強固な資本関係を築いていた。
こうした一連の流れの中、両者間では、同様の介護事業を行う会社が連立している状況にあった。
今回の吸収合併によって、メディカジャパンは、ユニマットケアサポートが運営する施設13拠点を取り込み、売り上げ2,156百万円の増収を見込む。また、職員の効率的な配置や本部コストの削減も見込みつつ、運営施設のさらなる質向上、規模の拡大、経費削減を図る。