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一番上手くできた人に100枚コインあげます 県内高齢者虐待状況、家族らによる虐待件数は減少
県は5日、2008年度の県内の高齢者虐待状況を発表した。有料老人ホーム職員など要介護施設の従事者らによる虐待の報告件数は6件で前年度と同数だった一方、家族などによる在宅高齢者への虐待は583件で、前年度より45件減少した。
県高齢福祉課によると、施設従事者らによる高齢者虐待は、市町村に寄せられた相談通報件数が45件で、うち虐待の事実が確認されたのは6件だった。
施設の種別は4件が特別養護老人ホーム、2件が介護老人保健施設だった。虐待の種別(重複あり)では、6件すべてが暴行などの身体的虐待で、うち2件が言葉による暴力といった心理的虐待も含んでいた。
一方、家族ら養護者による在宅高齢者への虐待は、市町村に寄せられた相談通報件数が951件で、うち虐待の事実が確認されたのは583件だった。
虐待の種別では、身体的虐待が413件で最も多く、割合は70・8%で前年度(57・3%)より増加した。心理的虐待は202件(34・6%)、介護・世話の放棄などネグレクトが162件(27・8%)、財産を不当に処分するなどの経済的虐待が88件(15・1%)、性的虐待1件(0・2%)だった。
虐待者の内訳(複数回答)は、息子が39・3%で最も多く、夫(20・8%)、娘(18・9%)、息子の妻(10・1%)と続いた。同課は「老老介護の問題もあって夫などの男性による虐待が増えている。虐待防止に向けた普及啓発を進めていきたい」としている。 最終更新:8月5日22時0分
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