今朝のニュースで名古屋で開催された音楽会に出かけた全盲の女性が予約した席と違う席を案内されたとして関係者を提訴したという報道を見ました。これを見て私はこういう時のケアというのをどう考えればいいのだろうかと思いました。ケアというのは傍からみると何でもないことでも。そこにはケアをする人受ける人の間に様々な感情が交錯するものと思います。それも含め、ケアの訓練を受けた人とそうでない人では対応が全く違いますから、一概に全盲の人のケアを適切に出来なかった関係者を責めるというのもどうかと思います。とはいえ、このような係争にならない何かが足りなかったということもあるのでしょう。もし私がこの全盲の女性なら予め主催者にその旨連絡をいれどういうケアがあるのか確認すると思いますが、この場合は分かりません。ケアというものは須く訓練を受けた人ばかりの中で起きうるとは限りません。このようなケースにどう対応すべきものなのか、訓練を受けて。普段から障害に接している皆様の視点のコメントがあれば、私もそれをケアに生かしたいと思うのですが。
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