ホームヘルパーが喫煙者というのは危険と思いませんか?
お客様の自宅に伺う者が、衣服にタバコの粉じんを衣ながら、呼気煙で間接喫煙させるなんて、最悪でしょう… 労基法で、浮遊粉じんの濃度を0.15mg/m3以下及び一酸化炭素の濃度を10ppm以下とするように必要な措置を講ずること。 とあります。
呼気一酸化炭素(CO)濃度(ppm)
喫煙レベル(喫煙本数換算)
0ppm~7ppm ノンスモーカー~受動喫煙者(0本)
8ppm~14ppm ライトスモーカー (14本以下)
15ppm~24ppm ミドルスモーカー (15~24本)
25ppm~34ppm ヘビースモーカー (25~34本)
35ppm以上 超ヘビースモーカー (35本以上)
基準値は3ppm以下ですから、10ppm超えるような、吸い溜めする無礼者は出入り禁止でしょう…
ニコチン切れでイライラしている方がまだマシ。
一酸化炭素濃度が高い問題点は、タバコ臭はもちろんのこと、何と言っても、酸欠になるということです。
具体的には、スタミナが落ちたり、作業効率が悪かったりします。
火災で亡くなる方の大きな原因がCO中毒による酸欠です。酸欠で一番被害を被るのが脳です。COは、死に至る、或いは死なないまでも重い障害が残ることのある、非常に危険な毒物です。
一酸化炭素(CO)は、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの要因となることを挙げます。
喫煙者は「歩く公害」なんです。サービス業に就く事態、誤りです。
訪問介護のヘルパーは、ご利用者がある程度の健康を維持するからこそ、支援できるのです。
利用者を受動喫煙によって、病院送りにして入院させたら、仕事もなくなり、請求もできないし、国庫に医療費の負担をかけ、百害あって一利なし。
たばこの問題は、発煙して、立ち上る副流煙だけでなく、喫煙者が吐き出す呼
気にも有害物質が含まれることです。一酸化炭素や揮発性有機化合物などの有
害物質は、喫煙後数十分にわたって呼気中に残り、周囲の空気を汚染する。
つまり、「家庭内に喫煙者がいる場合、『たばこはベランダや玄関先で
吸っているから大丈夫』とはいえないということ。住人へのたばこの
害を軽減するためには、屋外で吸った場合にも、喫煙後30分程度は家
の中に入らない配慮が必要だ」といわれています。
私としては、事業所に、一酸化炭素濃度を測る医療器具を常備させて、10ppmを超える自宅派遣員は、酒気帯びと酒酔いと同様、お客様の健康のために会社で待機させ、禁煙できるまで派遣させない配慮が必要です。
哀煙家は、禁煙外来でニコチン依存症の病気を治療し、健康管理をすべきです。
健康だからこそ、ご利用者の為の介護ができるものだと考えます。
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