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ケアプランAIが給付管理ソフトと初連携

介護・福祉サービス事業所の業務支援などを行うセントワークス（東京都中央区）は、同社の介護保険給付管理ソフト「SuisuiRemon（スイスイレモン）」を、シーディアイ（同）が開発したケアプラン作成支援のAI（人工知能）の「CDI Platform MAIA（マイア）」と連動させ、今月から販売を開始した。スイスイレモンに入力した利用者の情報が、マイアでそのまま転用できるようになり、ユーザー側がマイアに入力する手間を省くことができる。マイアが給付管理ソフトと連携するのは初めて。

マイアは、認定調査で聞き取りをする74項目（必須）と主治医意見書（任意）の入力情報を基に、過去のデータの中から、状況が最も似ている利用者を探しだし、ADL（日常生活動作）やIADL（手段的日常生活動作）が改善される確率が最も高い介護サービスの組み合わせを3つ提案する上、それぞれのケアプランを利用した場合の改善予測を示す。今年10月に日本で初めて商品化された。

両社の連携により、スイスイレモンのユーザーがマイアの利用契約を結ぶと、スイスイレモンの画面上にある「連携ボタン」を押すだけで、スイスイレモンの入力情報をマイアで転用できるようになる。

マイアの利用料はケアマネジャー1人当たり月1万円（税別）で、スイスイレモンの追加料金は発生しない。スイスイレモンは現在、約4500カ所の介護サービス事業所で利用されている。