80歳以上の男性、4割近くが運転で通院―内閣府調査

自動車やバイクなどを運転して医療機関に通院している人が、80歳以上の男性の4割近くに上ることが、内閣府が行った「高齢者の健康に関する調査」で分かった。

調査は昨年12月から今年1月 全国の55歳以上の男女3000人を対象に行い、このうち1998人から有効回答を得た。

医療機関への通院や自宅の往診など、医療サービスの利用頻度を尋ねたところ、「月に1回くらい」が35.8%で最も高く、全体の半数超は月1回以上だった。「年に数回」(22.6%)と合わせると、医療サービスを利用している人は全体の76.9%に上った。一方、「利用していない」と回答した人の割合は、「大都市」が31.8%で最も高く、最も低かった「中都市」と比べると、1.8倍の開きがあった。

医療サービス(往診を含む)を利用している1536人に対して、医療機関への移動手段を聞いた結果、トップは「自分で運転する自動車等(バイク、スクーター)」(46.5%)で、次いで「徒歩」(15.8%)、「家族による送迎」(11.8%)などと続いた。「自宅などへの往診」は0.7%だった。

男性の6割は「自分で運転する自動車等」と回答し、80歳以上も38.1%に上った。女性の割合(34.7%)は男性よりも低かったが、80歳以上の1割の人は運転して通院していた。

介護の依頼、男性は妻、女性は介護サービス

将来的に介護が必要な状態(要介護2程度)になったと仮定して、不安に感じていることを尋ねたところ、「家族に肉体的・精神的負担をかける」が50.6%で最も多く、以下は「身体の自由がきかなくなる」(40.5%)、「介護に要する経済的負担が大きい」(28.8%)などの順だった(複数回答)。「特に不安なことはない」と回答した人は15.6%で、既に介護を受けている人(1.7%)を除くと、全体の8割以上が何らかの不安を抱えていた。

また、介護を依頼したい人のトップは「配偶者」(36.7%)で、「ヘルパーなど介護サービスの人」(31.5%)がこれに続いた。これを男女別で見ると、男性は「配偶者」が56.9%に上ったのに対し、女性は「ヘルパーなど介護サービスの人」(39.5%)と「子」(31.7%)の割合が高く、「配偶者」と回答した人は19.3%にとどまった。

◎内閣府のホームページ

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