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介護職の新規採用20代、60代で増加

セキュア・テクノロジー・パートナーズ株式会社が介護事業者326法人に2009年8月末〜2010年度7月末の間で介護従事者を採用したか調査したところ、約7割の事業者が新規採用したことが分かった。

調査では、介護事業者326法人に2009年8月末〜2010年度7月末の間で介護従事者を新規採用したかを尋ねたところ、「はい」との回答が69.5％、「いいえ」が30.5％となった。また、採用した人が調査時（2010年8月）勤務しているかの質問には、「はい」が85.3％、「いいえ」が14.7％となった。

新規採用者の性別は、「女性」が61.6％、「男性」が38.4％となった。年齢については、20代の23％を筆頭に、40代21％、60代20％、30代16％と続き、10代・50代はともに10％だった。

年代については、20代と60代で増加傾向にあり、若年層では、「介護の仕事への抵抗感が無くなってきたのではないか」、「不景気で他の仕事が見つけられなかったのでは」などの意見があった。また、60代の増加に関しては、「ハローワークでも高齢で採用するのは介護、福祉系が比較的多い」などの意見があり、退職後の採用先の受け皿の役割も果たしているようだ。

◎介護職の採用実態