ノバルティス ファーマ株式会社は、8月8日、アルツハイマー型認知症患者と家族を対象に認知症に関する情報を提供するWeb サイト「認知症相談ナビ」(URL: http://www.d-sodan-navi.com/ )を開設した。
同社は、2011年にアルツハイマー型認知症の治療薬として、経皮吸収型製剤「イクセロン®パッチ」(一般名リバスチグミン)を発売したのを機に、2012年に「認知症の生活障害ナビ」を開設。認知症の症状の中でも日常生活を営む上でさまざまな困難が伴う「生活障害」を中心に、おもに患者を支える家族にとって有用な情報を提供してきた。
近年、認知症患者の目線に立った情報提供などの重要性に焦点が当たり、2014年には、認知症の当事者団体「日本認知症ワーキンググループ」が発足。そうした背景の中、同社では、認知症患者が必要とする疾患や治療に関する情報をより充実させることを目的とし、今回、「認知症相談ナビ」の開設に至った。
「認知症相談ナビ」では、受診に役立つ診療科の説明や家族会の情報、認知症の症状の生活への影響や対応策、 本人と家族にあった薬選びや、主治医とのコミュニケーションなどについての情報を提供。認知症介護のための情報誌「ゆいまーる」のダウンロードもできる。
◎ノバルティス ファーマ メディアリリース
https://www.novartis.co.jp/sites/www.novartis.co.jp/files/pr20170808.pdf