2016年の日本人の平均寿命が、男性80.98歳、女性87.14歳で、過去最高を更新したことが、厚生労働省が7月27日公表した「簡易生命表」によって明らかになった。
前年と比べて男性は0.23歳、女性は0.15歳延びた。平均寿命の男女差は6.16歳で、前年より 0.08歳減少した。
現在入手している資料を用いての諸外国との比較では、男性の1位が香港の 81.32歳、女性の1位も香港で 87.34 歳。男性・女性ともに日本は2位で続いている。男性の3位はキプロスの80.9歳、4位はアイスランドとスイスの80.7歳。女性の3位はスペインの85.42歳、4位はフランスの85.4歳だった
平均寿命の前年との差を死因別に見た場合、男女ともに悪性新生物、心疾患(高血圧性を除く)、脳血管疾患及び肺炎などの死亡率の変化が平均寿命を延ばす方向に働いたという。
◎厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life16/index.html