歯が多く保たれている高齢者は健康寿命が長く、要介護日数が短い―東北大

自分の歯が多く保たれている高齢者健康寿命が長く、要介護日数が短いことが、東北大学大学院歯学研究科松山祐輔歯科医師による大規模追跡調査研究で明らかになった。

先行研究でも、歯が多いと死亡率が低いことや要介護になりにくいことが示されている。しかし、要介護でいる期間との関連は明らかではなかった。そこで、研究では、要介護になる前の歯の本数と寿命、健康寿命要介護でいる期間の関連を調べることを目的に、全国24自治体の高齢者を3年間追跡し、データを分析した。

まず、要介護認定を受けていない高齢者を対象に、現存する歯の本数を「0 本、1-9 本、10-19 本、20 本以上」の4区分で分類。その後、自治体のデータベースから死亡日および要介護度2以上の認定日を調べ、歯の本数区分とリンクさせて分析した。分析にあたっては、死亡や要介護発生に影響を与えそうなその他の要因の影響を取り除くため、性別で層別化し、統計モデルにより年齢、入れ歯の使用、教育年数、所得、既往歴、主観的健康感、転倒経験、喫煙、飲酒、歩行時間、BMI、うつなどの影響を排除できるよう調整した。

3年間追跡したデータの利用が可能だった7万7,397名(男性 3万6,074名、女性 4万1,323名)について分析した結果、死亡や要介護発生に影響を与えそうなその他の要因の影響を取り除いた上でも、歯が多いと単に寿命が長いだけではなく、健康寿命が長く、要介護でいる期間は短いことが明らかになった。その差は85歳以上で最も大きくなり、 歯が 20本以上ある人は0本の人に比べて健康寿命が男性で+92日、女性で+70日、寿命が男性で+57 日、女性で+15日、要介護でいる期間が男性で-35日、女性で-55日の差があった。

◎東北大学 プレスリリース
自分の歯が多く保たれている高齢者健康寿命長く、要介護日数短い

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