日本気象協会は、5月10日、5月から7月の気温と熱中症の傾向を発表した。
それによると、2017年5月から7月にかけての気温は、全国的に平年並か高い見込み。熱中症予防の目安となる暑さ指数(WBGT)では、東日本から沖縄にかけて、積極的な休息が必要な「警戒」、熱中症の危険性が高い「厳重警戒」ランクの所があり、北日本でも、積極的な水分補給が必要になる「注意」や「警戒」ランクの所があると見込んでいる。
月別で見ると、5月は、東日本の一部と西日本や沖縄の広い範囲で「注意」、北日本でも日によっては「注意」ランクに。6月は、東日本から沖縄にかけての所々で「警戒」、北日本でも、日によっては「警戒」ランクになる可能性がある。7月は、東日本と西日本の所々で「厳重警戒」、北日本でも日によっては「厳重警戒」ランクになる可能性があるとしている。
熱中症は、暑さを感じる日が増え、体がまだ気温や湿度の変化に慣れていない5月頃から対策が必要と言われている。気候の変化や熱中症の注意報に気を配り、利用者支援に活かしたい。
◎日本気象協会 「熱中症ゼロへ」
https://www.netsuzero.jp/weather2017