サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の登録情報をインターネットで公開するシステムに、生活相談サービスなどの運営情報が追加される。情報提供システムの事務局を置く高齢者住宅推進機構が発表した。
従来の情報提供システムではサ高住の住戸面積や家賃などの情報を公開していたが、登録情報だけでは運営の実態がわかりづらく、適切なサービス選択がしにくいという課題があった。2016年5月の「サービス付き高齢者向け住宅の整備等のあり方に関する検討会報告書」 でも、登録情報の充実や第三者が住宅やサービスを評価する仕組みの構築が必要とされたことを受け、運営情報を追加することとなった。
今後は、サ高住の必須サービスである状況把握・生活相談サービスを中心に、入居者情報や事業者の運営方針などの情報を提供する。
事務局では、事業者に積極的な情報公開を求めており、4月21日から情報の入力を開始、5月末からの公開を予定している。
◎高齢者住宅推進機構 ニュース
http://www.shpo.or.jp/news/topic/353?page_category=single