厚生労働省は3月28日、第29回介護福祉士国家試験の合格発表を行った。
受験者数7万6,323人のうち合格者は5万5,031人で、合格率は72.1%だった。受験者数はかねて報道されているとおり実務者研修の受講が義務づけらけれたことなどの影響で、前回の15万2,573人より7万6,250人と大幅に減少。合格者も8万8,300人より3万3,269人減少した。合格率は14.2ポイントの上昇で、過去最高だった。
経済連携協定(EPA)に基づく外国人介護福祉士の候補者は104名が合格し、合格率は49.8%で前年より1.1ポイント低下した。インドネシア人の合格者は62人、フィリピン人の合格者は36人だった。
◎厚生労働省 報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000156191.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000155351.html