東京都は24日、高齢者を見守る重層的なネットワークを構築していくための協定を、新たに20事業者・団体と結んだ。
この協定は、都内で広域的に活動する事業者・団体の協力のもと、高齢者等の異変に気付いた際の連絡や、認知症の方を支える地域づくり等を推進する「都と事業者との連携による高齢者等を支える地域づくり協定」だ。
各事業所や店舗等には、協定の趣旨を周知するとともに、「高齢者等の見守り」「認知症の方への支援」「高齢者等の消費者被害の防止」その他、行方不明認知症高齢者の早期発見等への取り組みを奨励する。
都は、今後も、区市町村に協定の趣旨を周知するとともに、事業者の取組が円滑に進むよう支援を進める方針だ。また、地域の見守りの輪を更に広げていく、としている。
◎東京都 都と事業者との連携による高齢者等を支える地域づくり協定
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/01/17/08.html