消費者庁は6日、餅での窒息による死亡事故についての注意喚起を発表した。
年の初めは餅を食べる機会が多くなり、今年もすでに窒息による死亡事故が発生している。東京消防庁管内での餅や団子などによる窒息事故で救急搬送された人数は2011年から2015年までの5年間で562人。うち救急搬送された人は65歳以上の高齢者が多く、約9割を占めている。
同省では、「高齢者が餅を食べる際に御注意いただきたいこと」として
・冬の寒い朝の一口目には十分注意
・餅を小さくするだけでなく、さらに口の中でよくかんで
・口の中の分が飲み込めてから、次の一口を
と、専門家のアドバイスを紹介している。
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◎消費者庁 高齢者の餅による窒息事故に気を付けて!
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170106kouhyou_5.pdf