千葉県は26日「第52回県政に関する世論調査報告(平成28年度)」を公表した。本調査は、県民の生活意識や、県政に対してどのような関心や期待があるかを把握し、県政推進の基礎資料とするために実施している。
県内在住の満18歳以上の男女3,000名を対象に郵送法で行い、1,540名(回収率51.3%)の方から回答を得た。
調査内容は健康、環境、福祉、観光、農産物など全10項目にわたる。その中の、「3.福祉について」では、お年寄りが安心して暮らせる高齢者対策について、リサーチしたところ、「大変満足している」(2.2%)と「まあ満足している」(15.8%)を合わせた「満足している」(18.0%)で約2割となった。一方、「やや不満である」(15.2%)と「大変不満である」(7.7%)を合わせた「不満である」(22.9%)は“2割を超える”結果となった。
また、性・年代別にみると、「満足している」は男性の65歳以上(25.2%)が2割台半ばで高くなっている。反面、「不満である」は男性の60~64歳以上(41.1%)が4割を超えて高くなった。
◎千葉県 「第52回県政に関する世論調査報告(平成28年度)」
http://www.pref.chiba.lg.jp/kouhou/yoron/yoronchousa/h28-52/yoron52.html