埼玉県は「平成28年度 埼玉県政世論調査結果」を公表した。今年度は「スポーツ振興」「認知症」「水道利用」の3つのテーマと、「生活意識」「日常生活」「県政への要望」の定期調査を実施。埼玉県全域の18歳以上の男女を対象に2175人から回答を得た。
そのなかで「認知症」についての結果は、「今まで介護したことはない」(80.8%)が8割を超えて最も高くなった。一方で、「以前、介護したことがある」(14.1%)が1割台半ば、これに「現在、介護している」(5.0%)を合わせた『介護経験あり(計)』(19.1%)が約2割となった。
自分自身が認知症になることに対するイメージについては、「とても怖い」(42.8%)が4割強で最も高く、これに「やや怖い」(32.0%)を合わせた『怖い(計)』(74.8%)は7割台半ばとなった。
また、認知症カフェの参加経験等は、「参加したことがある」(1.0%)が1割未満と低く、「認知症カフェについて聞いたことはあったが、参加したことはない」(16.0%)と合わせた『認知度(計)』(17.0%)は1割台半ばを超えた程度にとどまった。
◎埼玉県 平成28年度 埼玉県政世論調査結果
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0301/yoron/documents/yoron28-gaiyo.pdf