東京都は「都民生活に関する世論調査」(2016年7月実施)を公表した。
都政への要望、暮らし、生活満足度などについて調べた結果、「都に特に力入れほしい施策」は昨年と同様に「高齢者対策」が54%、4ポイント増で第1位となった。次いで第2位は「防災対策」の49%、第3位が「治安対策」48%、第4位が「医療・衛生対策」42%、第5位「行財政」27%の順となった。(複数回答選択)
また、「高齢者対策」としての具体的な要望は「介護保険サービスの質的向上」が31.7%、つづいて「特別養護老人ホーム等施設サービスの充実」23.7%、「訪問介護、通所介護等在宅サービスの充実」18.1%という結果となった。
本調査は、都民の日常生活にかかわる意識や、都政に何を望んでいるかなどを把握し、今後の都政運営に役立てることを目的として毎年実施している。
調査対象:東京都に住む満18歳以上の男女個人
調査期間:2016年7月29日~8月14日
有効回収標本数:1,805
◎「都民生活に関する世論調査」(2016年7月実施)
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/11/30/01.html