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インフルエンザ、昨季より1ヵ月半早く流行入り―厚労省

厚生労働省は11月25日、全国でインフルエンザが流行シーズンに入ったことを発表した。昨季よりも1ヵ月半ほど早い流行となり、急ぎの対策が必要だ。

同省によると、11月14日〜11月20日の調査で、全国の約5,000ヵ所の定点医療機関あたりのインフルエンザの報告数が1.38となり、流行開始の目安である1.00を超えたという。
都道府県別では、沖縄県が最も高い8.12、次いで栃木県の5.50、福井県の3.50、北海道の2.92、岩手県の2.60と続く。全国で警報レベルを超えている保健所地域はないものの、注意報レベルを超えている保健所地域は、北海道で1ヵ所、沖縄県で2ヵ所あった。

定点以外の医療機関も含め、この1週間に受診した患者数の推計は約7万人で、前週の約5万人から一気に2万人増加した。年齢別では、0〜4歳、5〜9歳、10〜14歳、20代、30代、40代、50代、70歳以上がそれぞれ約1万人となっている。

（イメージ）

同省は、咳・くしゃみが出たらマスクを着用するなどの咳エチケットやインフルエンザワクチンの予防接種を呼びかけている。

◎厚生労働省　プレスリリース
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000143890.pdf