高所の掃除は危険がいっぱい 65歳以上の大掃除実施率は55.5%―ダスキン調査

65歳以上の高齢者の半数以上が大掃除を実施しているが、高所の掃除に不安を感じていることが、株式会社ダスキンによる「大掃除に関する意識・実態調査」でわかった。

調査は、20歳以上の男女4,160人(うち60歳以上832人)を対象に、インターネットで実施。それによると、2015年末に大掃除をした60歳以上の割合は53.7%で、60歳~64歳では51.3%、65歳以上では55.5%だった。60歳以上の人に、還暦を過ぎてから掃除に負担を感じるようになった場所と理由について訊ねたところ、上位3カ所は「レンジフード・換気扇」(51.2%)、「窓・網戸」(35.7%)、「照明器具」(29.4%)で、その理由は、「イスや脚立を使った、高所の掃除に不安を感じる」(58.1%)が最も多く、次いで「面倒になった」(45.0%)だった。ただし、「面倒になった」の回答を選択したのは、60歳~64歳では51.5%だったのに対し、65歳以上では40.4%で、より高齢の人の方が掃除に対して意欲的であることがわかった。


(イメージ)

また、同居していない「自分の子ども」に大掃除を手伝ってもらいたいかをたずねたところ、「手伝ってほしい」(49.5%)と「手伝ってほしくない」(50.5%)はほぼ半々。その場合、手伝ってほしい場所は、「窓・網戸」(44.3%)、「レンジフード・換気扇」(43.0%)、「照明器具」(41.1%)の順となり、いずれも自身が負担に感じる高所だった。

東京消防庁によると、掃除中のケガによる救急搬送者は12月が最も多く、60代・70代が全体の約4割を占めている。また、2011年から2014年に掃除中のケガで救急搬送されたケースでは、「居室や寝室で転ぶ」や「脚立・踏み台・足場から落ちる」事故が多くなっている。レポートでは、高齢者が大掃除をする際は、安全を第一に取り組み、とくに高所の掃除では足場のしっかりした台や脚立を選び、片手は固定された家具につかまるなどして、バランスを崩さないようにすることを呼びかけるとともに、不安がある場合は家族やプロのハウスクリーニングに依頼することもすすめている。

◎ダスキン ニュースリリース
http://www.duskin.co.jp/news/2016/1015_01/index.html

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