シニア世代の4割「気温の感じ方が鈍くなった」と自覚―トレンド総研調べ

生活者の意識や実態を調査するトレンド総研は、このほど、高齢者に多い「室内熱中症」対策について調査レポートを発表した。
高齢者は、体温調節機能の衰えや積極的にエアコンをつけない生活習慣などが原因になり、室内で熱中症の症状が出やすいと言われている。調査は、60~70代のシニア世代250名と、親と離れて暮らす30~50代の子ども世代250名を対象に行った。

それによると、シニア世代の96%が室内熱中症を知っており、 41%が「年齢が上がるにつれ、気温の感じ方が鈍くなっていると思う」、9%が「実際に室内熱中症の症状を感じたことがある」と回答した。
室内熱中症対策については、69%が水分をこまめにとる、室内気温の管理などを実施していた。また、子ども世代の77%が、「親の室内熱中症対策の必要性を感じる」と回答した。

レポートでは、昭和大学教授で救命救急センター長の三宅康史氏による高齢者の室内熱中症対策を掲載し、梅雨時は外出して体を暑さにならし、真夏は外出を控える、キュウリやトマトなど夏の食材で水分補給する、などのほか、効果的な室温管理の方法を紹介。
それによると、暑さを不快に感じづらい高齢者は、エアコンをつけると寒いと感じることが多いので、エアコンは1日中つけっぱなしにするのではなく、壁を冷やして室内全体に冷気を閉じ込める、寝る前に寝室を冷やして睡眠中は涼しい環境をキープすることが勧められるという。
また、子ども世代には、親世帯に電話をかけて、体感温度ではなく、室内の温度計の表示温度を確認してもらい、エアコンのスイッチを入れてもらうことをアドバイスしている。

◎トレンド総研 シニア世代の「室内熱中症」に関するレポート
http://www.trendsoken.com/report/health/2327/

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