がん5年生存率62.1%で前回調査より向上 予後よいがんの増加が要因―国立がん研究センター

国立がん研究センターは、7月22日、がんにかかった人の5年生存率は62.1%とする集計結果を公表した。

同センターが集計したのは、2006年から2008年の21県の登録データ。644,407症例について、全部位と部位別、臨床進行度別、年齢階級別5年相対生存率の集計を行った。
その結果、全部位の5年相対生存率は、男性59.1%、女性66.0%で、男女計では62.1%だった。前回集計(2003~2005年)より男女計で3.5ポイント向上したが、その理由について、前立腺がんや乳がんなど予後のよいがんが増えたことが影響していると分析している。

5年相対生存率が比較的高い(70~100%)がんを部位別にみると、男性では、前立腺、皮膚、甲状腺、膀胱、喉頭、結腸、腎・尿路(膀胱除く)だった。反対に生存率が低い(0~39%)がんは、白血病、多発性骨髄腫、食道、肝および肝内胆管、脳・中枢神経系、肺、胆のう・胆管、膵臓だった。
女性では、甲状腺、皮膚、乳房、子宮体部、喉頭、子宮頸部、直腸が比較的高く、脳・中枢神経系、多発性骨髄腫、肝および肝内胆管、胆のう・胆管、膵臓が低かった。

ただし、どの部位においても、臨床進行度が高くなるにつれて生存率が低下し、多くの部位で早期に診断された場合には生存率が良好であったという。
また、加齢とともに生存率は低くなる傾向ではあるものの、なかには、若年者より高齢者の生存率が高い部位や、年齢と生存率との相関がはっきりと見られない部位もあったという。

◎国立がん研究センター プレスリリース
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20160722.html

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