アッヴィは、7月4日、レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病の症状の日内変動に対する治療薬として、「デュオドーパ配合経腸用液」の製造販売の承認を取得したと発表した。
パーキンソン病が進行すると、wearing-offと呼ばれる「オン」状態と「オフ」状態が交互に出現するようになり、「オフ」状態ではより動きが緩慢になり、より強いこわばりが見られ、動作が困難になる。本薬剤では、この「オフ」時間を減少させることが期待できる。
日本での承認により、デュオドーパは世界50ヵ国で承認されたことになる。
◎アッヴィ プレスリリース
http://www.abbvie.co.jp/about-us/japan-news/2016-news-archive/press-release-20160704-001.html