介護が必要になっても「住み慣れた地域で」7割以上が希望―千葉県世論調査

県民の74.7%が、介護が必要になっても住み慣れた地域で暮らすことを希望する一方、「暮らし続けられると思う」人は40.5%で、30ポイント以上の差があることが、千葉県の県政に関する世論調査(第51回)でわかった。

調査は、県民の生活意識や、高齢者施策や町づくり、環境保全など県政への関心や期待を把握することを目的に、2015年11月から12月にかけて実施し、 県内在住の20歳以上の男女1,504名の回答を得た。

高齢者施策の設問では、「介護が必要になっても、住み慣れた地域で暮らし続けたいか」を訊ねたところ、74.7%が「暮らし続けたい」(「暮らし続けたい」45.2%+「どちらかといえば暮らし続けたい」29.5%)と回答した。
一方、「暮らし続けたくない」(「どちらかといえば暮らし続けたくない」1.9%+「暮らし続けたくない」1.7%)は3.6%だった。
性別でみると、「暮らし続けたい」と回答したのは男性が77.4%で、女性の72.6%を上回ったが、性・年代別で最も高かったのは、女性60~64歳の83.1%だった。

介護が必要になっても現在住んでいる自宅や地域で暮らし続けられるか」を訊ねたところ、「暮らし続けられると思う」(「暮らし続けられると思う」18.0%+「どちらかと言えば暮らし続けられると思う」22.5%)は40.5%だった。
一方、「暮らし続けられると思わない」(「どちらかといえば暮らし続けられると思わない」9.8%+「暮らし続けられると思わない」9.2%)は19.1%だった。
性・年代別にみると、「暮らし続けられると思う」は男性の65歳以上が52.0%で、他の年代に比べて高くなっている。「暮らし続けられると思わない」は女性の30代(31.4%)と40代(27.9%)、男性の40代(28.6%)で他の年代に比べて高くなっている。

地域で暮らし続けることを希望する高齢者の生活を支えるために、千葉県に求めることでは、「訪問介護など在宅介護サービスの充実」(54.3%)が最も高く、以下、「医療介護の連携の充実」(51.6%)、「訪問診療など在宅医療サービスの充実」(46.9%)、「医療介護に従事する人材の確保」(45.4%)、「特別養護老人ホームなどの介護施設の充実」(42.8%)、「配食サービスや外出支援サービスなどの生活支援サービスの充実」(42.0%)、「高齢者を見守り支える地域社会づくりの推進」(40.9%)と続いた。

◎千葉県 世論調査
https://www.pref.chiba.lg.jp/kouhou/yoron/yoronchousa/h27-51/yoron51.html

介護食の基礎知識

介護のキホン

介護シーン別に基礎を知る

みんなが注目する基礎知識

要介護度とは?

要介護度とは?

介護度は7段階に分かれていて、要支援1・2、要介...

介護度別ケアプラン事例

介護度別ケアプラン事例

<要支援1>支給限度額49,700円、自己負担額...

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービス(通所介護)の選び方

デイサービスは曜日によって利用者が異なり、雰囲気...

家族で話し合おう

家族で話し合おう

家族で話し合おう...

介護用語を調べる

頭文字から探す

 
 
     
 
         
A B C D E F G H I J K
L M N O P Q R S T U V
W X Y Z              

キーワードから探す

このページのトップへ