80代女性の死亡例も 家庭用電気マッサージ器の使用で注意喚起―厚労省

厚生労働省は、2月16日、誤った使用方法で窒息事故が発生している家庭用電気マッサージ器について、注意喚起を行った。

同省によると、これまでに事故の報告があった家庭用電気マッサージ器は、「アルビシェイプアップローラー」(製造販売・的場電機製作所)と「ハンディマッサージャーGGM-2(愛称:もみ太くん)」(製造販売・株式会社フジ医療器)。
「アルビシェイプアップローラー」は、1983年から1990年までに約42万台販売された製品で、布カバーを外した状態で使用したことで衣服が巻き込まれ、窒息死事故がこれまでに5件発生。直近では2014年6月に80代の女性が死亡する事故が起きている。
製造販売元の的場電機製作所では、マッサージ器の使用を中止したうえで、同社への連絡を呼びかけている。

【株式会社的場電機製作所】
〒350-1101 埼玉県川越市的場2627番地5
フリーダイヤル:0120-01-2251 電話番号:049-231-2255㈹
受付時間:9時から17時まで(土日・祝日を除く)

「ハンディマッサージャーGM-2」は、1995年から2003年までに約11万台販売され、布カバーが破れた状態で使用し、マフラーが巻き込まれたことにより窒息死した事故が2010年に1件発生している。

同省では、家庭用電気マッサージ器の誤った使用による事故の発生を防止するため、都道府県を通じ製造販売業者に対して自主点検を指導するとともに、都道府県、消費者庁、業界団体の一般社団法人日本ホームヘルス機器協会に対して適正使用の呼びかけを依頼。消費者に対しては、家庭用電気マッサージ器の使用にあたっては取扱い説明書をよく読み、カバーを外したり、破れた状態での使用は絶対にしないよう呼びかけている。

また、今年1月21日に国民生活センターより家庭用電気マッサージ器の使用による危害が発表されたことを受け、都道府県や業界団体に改めて電気マッサージ器の適正使用の呼びかけを依頼している。

※関連ニュース
高齢者の骨折事例も 家庭用電気マッサージ器の使用に注意―国民生活センター(2016年1月28日)

◎厚生労働省 家庭用電気マッサージ器の正しい使用について(注意喚起)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000048807.html

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