集団健診でロコモ評価と運動指導実施 健康寿命延伸効果を検証―大磯町ほか

神奈川県大磯町と東海大学、医療機器・材料メーカーのアルケアの3者は、11月24日、大磯町の特定健康診査(集団健診)を活用し、運動機能評価としてロコモティブシンドローム(ロコモ)を診る「ロコミル」事業の実施について、記者発表を行った。
事業は、運動器機能評価から運動指導までを4ヵ年計画で実施し、町民の健康寿命延伸を目指す。


(イメージ)

「ロコモ」とは、加齢などにより運動器が障害され、要介護になるリスクが高くなる状態のこと。大磯町など3者は、2014年度に、加齢とともに低下する下肢運動機能に特化した運動プログラムを提供する「おおいそアンチロコモ教室」を実施したが、希望参加型のため比較的健康意識の高い人が多く、介護になる前の段階にいる人や引きこもりがちの人へのアプローチが課題だった。
そこで、今年度7月より、幅広く町民が参加する特定健診(メタボリックシンドローム検診)の場を活用し、希望者に運動機能の評価サービスなどを行う「ロコミル」をスタートさせた。

事業では、立ち上がりテストや下肢筋力測定などで運動器の障害についての評価を行い、自身の運動機能の状態を見える化したうえで、ロコモリスクに合わせた運動プログラム(月1回、6ヵ月間)への参加を促す。参加者は、処方された運動を自宅でも実施し、運動内容や回数を指定の手帳に記録、運動プログラム開始前後で総合的な下肢運動機能の評価を行う。
同事業により、町民の運動機能の維持・向上を図るとともに、4ヵ年計画による継続的な実施で、ロコモとメタボリックシンドロームの関連性や医療費の削減効果を検証するほか、他自治体での応用を目指していくという。

◎大磯町・東海大学・アルケア株式会社 記者発表資料
http://www.town.oiso.kanagawa.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/60/0008shiryou3-1.pdf

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