塩分量やたんぱく量などに配慮が必要な人のための「メディカルフーズ(療養食)」が、コンビニでも手に入りやすくなりそうだ。
ファミリーマートは12月1日、メディカルフーズの取扱い店舗を、病院内や病院近隣を中心に、現在の14店舗から、2017年度までに200店に拡大することを発表した。
取扱うのは、腎疾患患者のためのごはんや糖尿病患者向け砂糖代替甘味料など、合計約180種類。専用の売場を設置し、介護食品であることがわかるように「スマイルケア食」のロゴをデザインした販促物を掲出する。
同社はこれまでも、ドラッグストアや調剤薬局との一体型店舗、高齢者向けの弁当宅配などを展開してきた。今後コンビニは、在宅療養患者の受け皿となる必要性が高まるとみて、メディカルフーズ取扱い店舗の拡大に乗り出す。
◎ファミリーマート ニュースリリース
http://www.family.co.jp/company/news_releases/2015/151201_01.pdf