独居高齢者の施設入居 家族の支えはケアマネなど専門職―ベネッセ シニア・介護研究所

ベネッセホールディングスは、11月11日、社内シンクタンク「ベネッセ シニア・介護研究所」を発足し、研究成果として「介護に関する意識調査」を発表した。
今回公表した調査結果は、ベネッセスタイルケアが運営する高齢者向けホームの入居者の家族4,384人の回答に基づくもので、同居・別居など施設入居前の環境や入居前後の心境について訊ねている。

それによると、施設への入居の検討は、本人(入居高齢者)主導が13.1%、家族主導が84.6%で、家族主導で検討したケースの64.0%は本人が独居だった。
入居までの介護期間は、「家族の介護歴なし」が25.6%で最も多く、「6ヵ月以内」が48.4%を占めた。また、家族と同居している高齢者が家族主導で入居を検討する場合は「介護歴なし」が14.3%であるのに対し、本人が独居の場合は「介護歴なし」が27.7%という違いがあった。

入居の検討に際して心の支えになったものについて訊ねたところ、66.8%が「人が支えになった」と回答。本人が独居の場合は、多い順に「医師・ケアマネジャーなど地域の専門職」36.8%、「入居検討先の施設の従業員」28.4%、「家族・親類」17.9%、「友人・知人」14.7%があがった。家族が同居の場合は、「入居検討先の施設の従業員」40.7%、「医師・ケアマネジャーなど地域の専門職」27.8%、「友人・知人」20.4%、「家族」11.1%の順で、いずれも地域の専門職または施設の従業員が支えになったと回答している。

入居の検討に際し、家族同居の場合はとくに「家族以外が介護することへの罪悪感」(31.2%)を悩みにあげる人が多かったが、入居後は72.1%が「気持ちが前向きになった」、56.2%が「入居者との関係が良好になった」と回答している。

◎ベネッセシニア・介護研究所ニュースリリース
http://www.benesse-style-care.co.jp/lab/news/docs/20151111research.pdf

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