順天堂大学と東急不動産は、10月29日、高齢者の健康寿命を延伸させるプログラムの構築をめざし、互いの資源を活用するための包括的連携協定を締結したと発表した。
協定により、たとえば共同で開発した認知症の予防プログラムを、東急不動産の有するシニア住宅に導入することで、介護・認知症の予防効果の実証ができるようになる。また互いの知的財産を活用することで、メタボリックシンドロームや認知症などの予防に有効なサプリメントや健康器具、介助ロボットなどの開発につなげることができると期待される。
東急不動産の金指取締役会長は、「順天堂大学の研究が更に進み、研究の成果が具体的な商品やサービスとなって社会に広まることで、世界の範たる、豊かな健康長寿社会が実現することを期待しています」とコメントしている。
◎順天堂大学 プレスリリース
http://www.juntendo.ac.jp/news/20151030-01.html