認知症高齢者の徘徊対策を支援する見守りシステムを開発―大阪市大

大阪市立大学は、10月19日、工学研究科電子情報系の辻岡哲夫准教授が、ヴァイタル・インフォメーション株式会社とともに、認知症高齢者徘徊対策を支援するための「地域自律型ワイヤレス見守りシステム」を開発したと発表した。

「地域自律型ワイヤレス見守りシステム」は、特定小電力無線を使った小型で軽量、長時間動作が可能なICT見守りシステム。
徘徊者は自宅から半径1km圏内で発見されることが多いことを踏まえ、数km四方程度の地域を見守ることに特化した。



高齢者にビーコン送信機を携帯してもらい、利用者宅など地域内の各所に設置する無線基地局でその信号を受信することで、高齢者の位置や歩数・活動量などの情報をサーバーに集める。
見守り者(親族、地域コールセンタースタッフなど)は、Webブラウザを使って位置などの情報をリアルタイムで知ることができる。
小型で軽量のビーコン送信機は、高齢者のカバンや衣服に縫い付けて使用でき、操作性や携帯性も持たせた。



同システムは、特定小電力無線を用いることにより低コストを実現。また徘徊者の捜索を支援する以外にも、健常者の歩数や活動量、行動履歴などの情報を集めて健康管理支援に役立てるほか、介護予防においても期待される。
今後は、大阪府内の地域において実証実験を行い、機器の扱いやすさや性能、使用側のニーズに応じた改良を加えていく予定だ。

◎大阪市立大学ニュースリリース
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2015/151019-1

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