東京医科歯科大学の戸原玄准教授(高齢者歯科学分野)を中心とする、厚生労働省研究事業において作成された「摂食嚥下関連医療資源マップ」が、このほど公表された。
マップでは、「訪問診療」「嚥下訓練」「嚥下内視鏡検査」「嚥下造影検査」に対応可能な全国の医療機関を、ウェブ上の地図から探すことができる。
摂食・嚥下機能の検査に対応している医療機関は、地域に十分に周知されているとは言いがたく、また在宅高齢者は、栄養状態や食べる機能になんらかの変化があっても、そのまま見過ごさていれるケースも多い。
このマップを活用すれば、気になることがあったときに、どこに相談すればよいかがわかり便利だ。
戸原准教授は、摂食・嚥下の問題に対応可能な全国の医療機関に対し、マップへの登録を呼びかけており、さらなる充実をめざしている。
※関連コンテンツ
キユーピー×ケアマネジメント・オンライン「知っておきたい高齢者の食事講座」
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◎東京医科歯科大学
http://www.tmd.ac.jp/index.html