日本調剤が行った、シニアの服薬実態に関する調査において、定期的に通院し薬を処方されている65歳以上の男女1,046人のうち、4人に1人は5種類以上の薬を処方されていることが明らかになった。
今年8月にインターネットで行われたこの調査によると、毎日飲むように処方されている薬の数は、24.8%の人が「5種類以上」と答え、「1種類」と「2種類」がそれぞれ23.1%と続いた。男女別にみると、「5種類以上」と回答した人は、男性31.7%、女性17.8%で、男性のほうが多かった。
「処方された薬に飲み残し・残薬が生じることはありますか」という質問には、46.7%と半数近くの人が「ある(よくある+たまにある)」と回答。
飲み残しや残薬が生じた場合の対処としては、54.4%の人は「次回処方してもらうときに調整する」と回答したが、「保管しておく」(28.4%)、「処分する(捨てる)」(15.5%)という回答もあった。
◎日本調剤 ニュースリリース
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