熱中症により救急搬送された人が、7月だけで2万4,567人にのぼり、7月の搬送人員数としては過去最多となったことが、総務省消防庁の調べにより明らかになった。
搬送された人のうち、65歳以上の高齢者は1万2,307人で半数を占めた。次に多かったのは、18歳以上65歳未満の成人で8,744人であった。
都道府県別人口10万人あたりの救急搬送人員数をみると、最も多かったのは群馬県の33.76人で、福島県の29.13人、埼玉県の28.02人がその後に続いた。
搬送者の6割は軽症であったが、死亡者も39名いた。