2014年の日本人の平均寿命が、男性80.50歳、女性86.83歳で、過去最高を更新したことが、厚生労働省が公表した「簡易生命表」より7月30日明らかになった。前年と比べ、男性は0.29歳、女性は0.22歳延びた。
国際比較をすると、男性は香港(81.17歳)、アイスランド(80.8歳)に次いで、シンガポールやスイスとならぶ3位タイ。女性は香港(86.75歳)、スペイン(85.60歳)を上回り1位であった。
平均寿命が延伸した理由は、死亡状況の改善が影響しているという。男性の場合は悪性新生物および肺炎、女性の場合は高血圧性を除いた心疾患および脳血管疾患の死亡状況の改善が寄与した分析している。
◎厚生労働省
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