パナソニックヘルスケアは、在宅チーム向けの「在宅医療共有システム Medicom‐HCLink」を7月27日より発売する。
在宅患者をみる医師や看護師、薬剤師、ケアマネジャーなどの在宅チームが、患者の日常の健康状態や生活状況、訪問予定などを、クラウド上のシステムで共有することができる。
本サービスは、在宅チーム内の円滑な情報共有に必要な、訪問記録・閲覧やコミュニティ(伝言板)、スケジュール管理などの機能をパッケージ化。
さらに、バイタルの測定値や体調、訪問時サマリ・服薬状況、院内・施設内・在宅スタッフ間での申し送り連絡事項や患者訪問日時なども、モバイル端末を使用して共有することができる。
また、同社の電子カルテシステムや電子薬歴システムデータ連携すれば、カルテに登録したアレルギーなどの特記事項を本サービスで共有することもできる。反対に、本サービスに登録したバイタルの測定値や体調、訪問時サマリ等の情報をカルテに取り込むことも可能だ。
情報共有クラウドは、各種ガイドラインを遵守しており、セキュリティ品質の確保にも万全を期している。
本サービスは、7月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される、国際モダンホスピタルショウ2015に出展される予定。
◎パナソニックヘルスケア
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