政府は6月30日、経済財政諮問会議を経て「経済財政運営と改革の基本方針2015(骨太方針)」を閣議決定した。
後発医薬品のシェア目標値については、2017年央に70%以上とするとともに、2018年度から2020年度末までの
間のなるべく早い時期に80%以上とすることが盛り込まれた。
これまで厚生労働省では、後発医薬品のシェア目標を、2018年3月末までに60%以上にすることを掲げていたが、経済財政諮問会議のなかで、民間議員らが早期実現とさらなる拡大を要求していた。
現在の後発医薬品のシェアは46.9%(2013年9月)。
政府は今後、新たな目標の実現に向けて、薬の安定供給と品質等に関する信頼性の向上、診療報酬上の措置といった必要な措置を講じていくとしている。
◎内閣府 経済財政運営と改革の基本方針2015
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2015/decision0630.html